こんにちは。弁護士の松井です。

 

皆さんは顧問弁護士って聞いたことありますか？

顧問弁護士の仕事内容や役割もよくわかっていない方が多いと思います。

 

顧問弁護士は会社と契約することが多いですが、その会社の法律問題についてアドバイスをするのがメインの業務になります。

たとえばその会社の担当者から電話やメールで相談ごとがあり、同じく電話やメールで回答します。

簡単な契約書をチェックする場合もあります。

対外的には顧問弁護士としてその会社さんのホームページに載っていることもあります。

 

これらの対価として顧問料を支払って頂きますが、概ね数万円～数十万円というものになります。

今では数千円という顧問契約もあるようです。

ただし、弁護士も労働集約型の仕事ですので、顧問料が安い場合にはそれなりのサービスになると思います。

当事務所では相談料１時間１万円（および税）頂いておりますので、顧問料が数千円であれば、

業務の内容として１時間の相談も難しいということになります。

 

また、相談ごとがあった場合にその都度知り合いの弁護士に頼むのと違いがないのではと思われる方もいるかもしれませんが、

顧問先ということである程度優先的に仕事を行うこともあるでしょうし、弁護士費用の値引きなどのサービス、

それから長期間顧問契約を継続して頂くことで、その会社さんのことがよくわかり、問題があった際に対処が迅速かつ的確にできるという利点があります。

 

相談ごとがなければ顧問弁護士が必要ないのかもしれませんが、会社経営をしていれば、いつも紛争のリスクは抱えているとお考えになり、

保険の一種として顧問弁護士をご検討されてはいかがでしょうか？

 

陽なた法律事務所　弁護士　松井竜介