2019-06-24
【待たされた話】 弁護士 松井竜介
弁護士の松井です。
先日美容室に行って、30分近く待たされました。
といっても愚痴を言っているのではありません。
経営者として色々考えさせられたからです。
なぜ、待たされたのかというと、
前のお客さんが長引いていたからです。
その美容室はオーナーさん兼美容師さんがひとりのお店なので、
仕方ないなと思って待ちながら、経営者としてはこの状態はどうなんだろうと純粋に考えました。
かりに20分も待たされた場合には怒って帰るお客もいるでしょうが、
その場合に売り上げが入ってこないのと、
帰ってしまうお客のために他の美容師を雇うのは、
果たしてどちらが良いのでしょうか?
給料などの人件費は結構大きいので、
今度お店を拡大するのかどうかという経営判断にもなりますよね。
それから、予約時間の調整も気になりました。
お客とお客の間はあまり時間を空けない方が、回転率が上がり、売り上げも上がるでしょう。
ただし、今回の場合には前のお客がどうやら常連さんのようでしたので、
長引くのが想像できたでしょうから、それを見越して予約時間を調整して欲しかったですね。
当事務所では相談が長引きそうな場合には、次の予約は時間を空けて入れるようにしており、
お客さんが同じ時間帯に被って、お待たせしたことは一度もありませんが、
つい長く話しすぎたりすることはありますので、気を付けないといけないと再確認した出来事でした。
陽なた法律事務所 松井竜介