弁護士の松井です。

 

皆さんの会社では従業員さんを大事にしていますか？

当事務所にも事務員さんがいますが、

とある事情でしばらくの間休んでいたことがありました。

事務仕事は任せていたので、事務員さんの休んでいる間は私自身が事務仕事もすることになりました。

独立した最初のころはひとりでなんでもやっていたはずなのに、

改めてやってみると請求書の宛名書きや郵便番号を調べたりとなかなか大変ですね。

事務員さんの存在のありがたさや人を確保することの重要性が身に染みてわかりました。

すぐに代わりの人を雇おうにも、その採用のために時間をとられてしまいますし、

すぐに来てくれる人もなかなかいないので、現実的には難しいですよね。

 

飲食店などでも人手が足りず、今いる従業員さんが長時間働かないとお店が回らないというような話もよくあります。

ただ、そんなことをしていると当然過酷な状況なので、今いる従業員さんすら辞めてしまって、

お店を開けること自体できなくなるかもしれません。

実際に、ここ最近飲食店で「人手不足のため本日休業」などという張り紙を見る機会が多い気がします。

また、従業員さんが辞めたあとに会社に対して、残業代の請求してきたり、場合によっては裁判まで行くこともありえます。

 

今いる従業員さんに長く働いてもらうためにも、従業員さんが急に休むことになってあわてないためにも、

余裕をもった人員の確保をしないといけませんね。

 

陽なた法律事務所　松井竜介